はじめに
どうも、みつばちです🐝今回は、過去十年の衆議院選挙後半年間の日本株の動向について掘り下げてみたいと思います。選挙は経済政策の方向性を示す重要なイベントであり、その影響は株式市場にも表れます。
その半年後どのように株価が推移していたのかを調べてみました😄
参考にしていただければ光栄です🙇
衆議院選挙のスケジュールおよび結果概要
過去十年を振り返って衆議院選挙の年表としては下記になります
2014年12月14日(安倍首相)
- 自民291議席で圧勝 民主・海江田代表が辞任
与党議席:326
野党議席:149
2017年10月22日(安倍首相)
- 自民284議席で圧勝 与党で3分の2超の議席確保
与党議席:284
野党議席:152
2021年10月31日(岸田首相)
- 自民 議席減も絶対安定多数を確保 立民 100議席割り込む
与党議席:293
野党議席:172
選挙前、選挙後半年の株価
2014年 衆議院選挙後
- 選挙前: 日経平均は約17,000円台。
- 選挙後半年: 約20,000円に到達。経済政策への期待からか、およそ17%の上昇を見せました。
2017年 衆議院選挙後
- 選挙前: 日経平均は約21,000円前後。
- 選挙後半年: 株価は23,000円を超え、約10%の上げ幅。これはアベノミクスの継続期待によるところが大きかった。
2021年 衆議院選挙後
- 選挙前: 日経平均は29,000円近辺。
- 選挙後半年: 株価は29,000円手前。ここではやや特殊で、政策の不透明感から一時的に下落。しかし、新政権の経済対策への期待から半年後にはほぼ選挙前の水準まで回復。とはいえ、具体的な上昇率は微増の2%程度。
過去から振り返る傾向と注意点
- 政治の安定: 選挙で与党が勝利すると、政策の継続性が見込まれ、株価は上昇する傾向があります。これは企業が中長期的な計画を立てやすくなるからです。
- 経済政策: 新たな経済対策や金融政策の方向性が明確になると、それが市場に好感されることが多い。
- 外部要因: グローバル経済の影響も大きく、例えば米国の金融政策や国際情勢も日本株に影響を与えます。
2024年衆議院選挙への考察
この中で一番近い状態と思われるのは、2021年の自民党のやや苦戦時選挙結果でしょうか。
与党トップの交代となり、経済政策が不透明な中では投資家のセンチメント(心理状態)が悪くなり、株価が低下します。その後、経済政策の具体案が示された際には株価が戻る傾向にあります。
現状の与党が過半数を占めるのであれば、選挙後経済政策具体案が発表され株価は徐々に戻るのではないかと思っています😄
今回の論点としては日本国内のみの情勢に向けた場合であり、アメリカでは大統領選挙が11月5日に控えており確実に日本株への影響は考えられます。
答えを一つに絞ることは非常に難しい状況ではありますが、投資信託のインデックス投信をされている方は淡々と毎月購入。高配当銘柄を買われている方は、機会を見て株を購入が妥当ですね👍
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