日経平均とTOPIXの違い

2024
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おしながき

はじめに
 株に興味はあるけど普段よく聞く言葉が分からないという方へ

日経平均とは
 普段生活している中でも最もよく目にする指数ですね

TOPIXとは
 日本株を取り扱う上で押さえておきたい指数になります

日経平均とTOPIXの共通点/違い
 2つの指数を学習したうえでの共通点および違いを復習もかねてまとめました

どっちに投資したらいいの?
 結局どちらに投資した方が得なのか個人的な所感を交えてまとめました

はじめに

普段目にする機会もちらほらあると思いますが、「日経平均株価」「Topix」とはどういう意味なのか?私なりにまとめてみました。株を始めてみたい方、もう始めてるけど何がなんやらちょっとわからない方々に対して少しでもお役に立てればと思います😄

日経平均とは

殆どの方が耳にしたことがある「日本経済新聞社」が選定した225社の株価を平均的に組み込んだ「株価指数」(以下指数)となります。絞り込む基準として

・東京証券取引所のプライム市場上場銘柄(昔でいうと東証一部上場企業)

・市場流動性の高い銘柄(頻繁に取引が行われている銘柄)

・業種のバランスを考慮(金融だけに偏る等の平等性が欠ける選定を行わない)

TOPIXとは

TOPIX(Tokyo Stock Price Index)とは日本語名称として、東証株価指数といいます。東京証券取引所に上場する銘柄から算出され公表している指数となります。構成銘柄としては約2000社が採用されています。1968年1月4日を基準日に、当時の時価総額を100として算出しています。TOPIXの選定基準としては

・東京証券取引所のプライム市場上場銘柄(昔でいうと東証一部上場企業)

・流通株式の時価総額で100憶円以上(会社の市場価値がある程度必要とされる)

・年間売買代金回転率が0.2回転以上(年間にある程度株の売買頻繁にが行われているか)

日経平均とTOPIXの共通点/違い

同じ日本の株を用いた指数といっても共通点や違いがあります。個人的には両方とも上昇してくれることが望ましいですけどね😄

共通点

・定期的に選定されている銘柄が見直されている(基準を満たさなくなった場合や、より最適な銘柄が見つかった場合、再構成されている)

・東証プライム市場から選定されている

異なる点

・日経平均は225銘柄の平均値であるため、株価が高い銘柄の影響を受けやすい(ソフトバンクGやファーストリテイリング等)
 →株価平均

・TOPIXは時価総額が大きな銘柄の値動きを受けやすい(トヨタや三菱UFJ、キーエンス等)
 →時価総額加重平均型指数

・構成されている銘柄数も大きな差があります。日経平均は225銘柄、TOPIXは約2000銘柄

・単位も異なります。日経平均は「円」に対しTOPIXは「ポイント」

どっちに投資たらいいの?

単純にリスク分散の観点からは圧倒的に構成銘柄が多いTOPIXがおすすめできます。
→日経平均構成銘柄数=225社、TOPIX構成銘柄数=約2000社

チャートからの比較を行ってみましょう。2008年1月~2024年5月現在までが以下となります。

※クリックすると拡大できます

青色線:日経平均株価、ピンク色線:TOPIX

引用元:ヤフーファイナンス

見てみると日経平均株価の方が上回っていますね。単純に切り取るタイミングというところもありますが、チャートで見ると日経平均株価の方が成績が良いということになりますね。ただ、今後も日経平均の方が高パフォーマンスが保証されているわけではないことは頭に入れるべきです。

結論としては、前提としてどちらを買っても長期保有さえすれば利益を出すことは可能。過去データから見ると日経平均株価の方が有利ということになりますね。
考え方としては一つしか買わないという選択肢に以外にも両方買う事も出来ますよね。

個人的なウェイトでいうと日経平均が7割TOPIXが3割程度あると利益を重視しながら分散投資できるのではないでしょうか。

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