海外投資家の日本株買いで円高にならないの?

2024
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2024年に入ってから日本株の上昇が続いていますね!
2月13日にはついに日経平均が一時3万8000円台へ到達しましたこのままいくと勢いよくバブル時の値段を超えるのでしょうか?(バブル時最高値3万8915円)

このことには様々な要因があります。

新NISA開始による日本人の株式参加者が増加

こちらのトピックはどうでしょうか?
2024年に入ってから日本では新NISAという株式投資で儲かったお金が完全に非課税になる制度が拡充されました。掛けられる金額の増加+無期限所有可能という最高の制度になるわけですが、今まで株式に興味なかった人達からも関心をむけられるようになりました。
2023年から日本でもインフレが始まったのも起因するのでしょうね😄

新NISAの口座開設数は2024年1月だけでもネット証券だけで90万口座😲
トータルでも2000万口座は優に超えていそうですね!
貯金大好き日本人が変わり始めている証拠になりますね😄

とはいえ、日本人が買っているのは全世界株式投信やアメリカS&P投信など日本円が海外に流出しているという構図です。

つまり、新NISA開始による為替への影響は円安(日本円を売り海外紙幣を買う)が発生しているということですね。

日本企業のガバナンス強化

・ガバナンスとは、組織の所有者が組織行動を制御するための仕組みです。組織が目的達成に向けて適切に行動するように誘導し、その長期的な維持・存続・発展を可能にするために、採られる全ての統治・支配行動を指しています。


・ 事業者が、持続可能な社会への移行促進へ向けた取り組みと、持続的な成長を遂げるためには、戦略的な意思決定のあり方を監督・評価する体制があるか、それが実行できているかが重要となります。


・ 事業者は自社のガバナンスの仕組みが持続的で、実効性を持つものであることを示すことが求められています。

引用元:ガバナンスー環境省

様々なサイトや専門家さんが口をそろえて言っていることですね。
簡単に言うと日本企業がより収益を出せる体制をどんどん整えているということになります。
「ある企業が私たちはこのような方針で会社を運営していきますよ~」と外部へ発表を行い、周りの目を意識することにより、組織内の意識も統一されていきますね!
インフレも相まって、利益の出せる値上げへの抵抗感も薄くなっている昨今はより収益性が高まる状態への期待が膨らみますね😄

以上の事柄により、海外投資家の日本株への関心度もここ数年上昇しています↑↑

中国の株価不調

このトピックは明らかに日本株上昇のきっかけになっていますね😄

中国国内投資家はこぞって日本株をETF(上場投資信託)経由で買っているとの情報です。
買いが殺到しすぎて、連動するはずの日経平均から乖離が発生しているせいもあり、一時取引停止になっていたとのことですね💦

また、アメリカなど欧米から流れ込んでいた資金も、中国から日本に流れ込んでいるみたいですね。
ここが今日経平均を上昇させているメインストリームと考えています。

普通に考えると、欧米から日本円を買って海外から資金が流れてくるので円高になるはず!?と考えるのではないでしょうか?

もちろん、日本人が海外の株を投資信託経由で買っていることも要因にはなるのですが、多くの欧米投資家はとある手法を使っているとのことです。

為替ヘッジ

為替ヘッジとは外貨建資産へ投資する場合(例:アメリカ⇒日本へ投資)に、為替相場の変動による差損(買った時の為替相場が 1ドル=120円 or 1ドル=150円)が発生するのを避けるための仕組みです。

つまりアメリカでいうと、アメリカから日本円を使って売買を行う⇒米ドルが売られて日本円が買われる現象が発生しないということになります。なので純粋に為替の変動に影響していないということですね。もちろん、すべての欧米投資家ではないと思いますが、多数がこの手法を使っているとのことです。

まとめ

以上により、ドル等海外通貨を売って日本円を買ったのち日本株へ投資される動きは少ない反面、日本円を売って海外通貨を買い海外株へ投資される動きが発生しているため、円高にはならずむしろ円安が進行しているということになります。素人ながら色々情報を調べつつ記載してみました。

皆様の参考になれれば幸いです😄

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